最近よく聞かれるアニメーション次回作の現状。
アニメーションの「形態変化」を押し出す方向性はそのままに、それをものごとの「変換」と捉え、アイデアを「量子力学」と「相対性理論」と「並行宇宙」から引用しつつ、文字やピクトグラムなどアイコン(という変換器)の認識による意思疎通を大きなテーマとして表現を模索している…。
要は頭の中で四苦八苦してるわけです。
雲は遠くから見ると捕まえられるような気分になる。でも捕まえようと近づけば、それは水粒子の集まりに過ぎず失敗に終わる。非常に量子力学的な状態にあるのです。
四苦八苦をそのままぶつけるのはスマートじゃない。自分自身を納得させ、作品を発表する上でのさじ加減を決定しなければならない。それは思考の迷宮の最良の脱出経路を探す旅。目覚まし時計が鳴らなければ、僕は永遠に旅を続けるのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿