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福岡市, 福岡県, Japan
■ 宇佐美毅(うさみたけし) □ 1982生。福岡市在住。九州芸術工科大学卒(画像34期)、芸術工学博士、九州好青年科学館 館長、アニメーション作家、ディレクター、イラストレーター □ USAMI Takeshi, Fukuoka, Japan, 1982-, Kyushu Kouseinen Science Museum Art Director, animation Directer, Illustrator ■ ABOUT □ 本サイトは宇佐美毅の制作日誌と作品紹介のサイトとして運営してきましたが、2015年より現在は休止中となっております。 ■ ご依頼あれば→usa3take4@annolab.com
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2011/07/13

クマ星人とぼく

大学後輩で、今を時めく新進気鋭のアニメディレクター山元隼一(やまもとじゅんいち、やまげん)企画•監督•脚本•キャラデザオリジナルアニメクマ星人とぼくに、オープニングアニメーション、タイトルロゴ制作で参加しました。第一話は、冒頭で超テク3DCGでがつんときて、オープニングでは転じてコマ撮り、っていう挑戦的なことしてました。現在「青山ワンセグ開発」のサイトで第二話が見れます。


内容は笑いあり涙ありバトルありのテンポの良いもの。スタッフにもかなり力を入れていた模様。


バトル形式で、3話+ダイジェストを先行放映、バトルで勝ち抜けば、20話までの残り17話が完成するという企画ものなので、お気に召した方はぜひとも投票してあげちゃってください。何よりまず見ていただけるとありがたい(とは言えまた告知が遅れたのですが…ばかばか)。


【次回放映】
〈ワンセグ2~青山ワンセグ開発〉 7月16日 13:00~13:20
〈地上波~NHK教育(Eテレ)〉 7月16日 16:40~




【リンク】


2011/06/30

【森の木琴】3冠!

技術スタッフとして制作に携わりました「TOUCH WOOD SH-08C」のプロモーション映像「森の木琴(英名:XYLOPHONE)」が、世界最高峰の広告賞とされるフランスの「カンヌ国際広告祭」で3つの賞を頂きました。日本最多の3冠ということです。素晴らしい!

毎日新聞記事:http://mainichi.jp/select/biz/news/20110627k0000m040028000c.html
フィルム部門(銀賞):http://www.canneslions.com/work/film/entry.cfm?entryid=1128&award=3
サイバー部門(金賞):http://www.canneslions.com/work/cyber/entry.cfm?entryid=9693&award=2
フィルムクラフト部門(金賞):http://www.canneslions.com/work/craft/entry.cfm?entryid=5543&award=2

JR九州新幹線の全線開業記念キャンペーン「祝!九州」も、カンヌ国際広告祭でアウトドア部門の金賞、メディア部門の銀賞を受賞したとあって、なんだか九州にいることを誇らしく思えてきました(「森の木琴」は音制作が福岡のInvisible Designs Lab. Company/Ltd. ロケ地が福岡県嘉麻市の古処山)。


世界的に評価されるような、共に今を生きる人の心に響くような、誇れる仕事がこれからいくつできるだろう。と、木琴の歩んだ道を見て沸々なります。


【追記】
あー結婚式で行けなかったロケ…初めて見た…
幻のCM 制作のウラ側:http://www.youtube.com/watch?v=pZu4dvQiIFA
大工さんて…。何か適当にくくられてるし。

2011/06/27

ぷるるん!るん!るん! そよ風ヨーグルト

またまた、今さら感のある報告ですが…。



3月、VSQさんにお邪魔して、デモと実際のコマ撮りに参加させて頂きました。
最近周囲から流れてたよ、と言われたので、福岡でまだTV放映されてるのでしょう。「大好きだよ♪」のカットの顔とかが好評でした。

ちなみにこのキャンペーン・ソング、何気にいいんだけど。今でもたまに口ずさんでしまう。お、ダウンロードできるみたいね。

2011/05/25

HONEYMOON, 結婚披露宴エンディングアニメーション



久々の新作。結婚式映像、初のエンディング。今回は横スクロールでマリオのような楽しい世界観と浮遊感を目指しました。なお、プライバシーの関係上、ご来場者のリストはカットさせて頂きました。

エンディング制作もいいねえ。やり取り含めて、ほんとに楽しかった。研究室の頼もしい後輩に作画をお手伝いしてもらったおかげもあって、全体的に作り込めています。

どうでしょ?

2011/04/05

【森の木琴】 キてますわ。

制作に携わったdocomo ”TOUCH WOOD SH-08C”CM「森の木琴」関連。


本日、サイトにメイキング映像がアップされました。この映像の一部は僕も撮影してます。車押すとことか。制作の過程など舞台裏を覗いてみてください。ほんとにCGじゃなかったんですね。。
http://answer.nttdocomo.co.jp/touchwood/?banner=dcm3#making

タッチウッドサイトトップ
http://answer.nttdocomo.co.jp/touchwood/


そしてー!


なななんと、NewYorkTimesのBlogでも紹介されてます。
http://bit.ly/gnj936

2011/03/26

蜂と神さま 公開します




僕はTVを見ないので、兄に聞いた話なんですが、震災の影響で、ACのCMで使用されている金子みすゞさんの「こだま」の詩が多くの方の心を癒しているらしいですね。

昨年、下関の『金子みすゞからと商品館』のご依頼で金子さんの詩をモチーフにした作品をつくりました。『蜂と神さま』は、『蜂はお花の中に…』という、実に素朴な情景から始まる詩なんですが、庭、町、日本、世界と視野が拡がっていき、世界が神さまの中にあり、神さまは小さな蜂の中にもある、という伝統的な世界観に包まれています。

この詩に関しては、宗教と絡めてみたり、物理学と絡めてみたり、もっと素朴な生命の尊さを感じてみたりと、実に様々な解釈があるようで、興味が絶えません。個人的には、作家として、言葉にできない渦巻く想いを実に素朴な言葉でつづる表現手法に感嘆しました。花に潜り込んでいく蜂を見たみすゞ嬢の心にスイッチが入り、次々にラッピングされていく情景を思い描きながら、物質や生命の神秘について想いを巡らせた、と想像されます。彼女を見習い、僕も本作の中で追体験してみました。いかがでしょうか?

一番最初に出てくる女の子はみすゞ嬢その人です。ですが、これが現代の女の子であっても構いません。誰でも同じです。世の中には、心のスイッチを押すような、素朴だけどもとっても素敵な体験が溢れています。それに気付かないでただ日々を過ごすことは、世界観や人生観をじっくり考える機会を失ってしまうようで、実にもったいない気がします。

karato_street/唐戸商店街、唐戸地区の紹介・アーカイブサイト
http://www.karato.info/

2011/03/16

森の木琴

『森の木琴』公開されました。

http://answer.nttdocomo.co.jp/touchwood/?ppc=adws#play




以前ここで「山籠り撮影」に関してお話ししましたが、実は、docomoさんが提案する木のケータイ、『TOUCH WOOD』のwebプロモーションムービーの撮影だったんです。僕たち九大の仲間からなるチームは、サイドレールの企画から制作までを担い、一週間ほど山に籠ってセッティングも行いました。

僕も含め、今回木琴制作に携わった方々も登場します。なんてこった!ねむたそうだ!ぼくってば!


タッチウッドサイト
http://answer.nttdocomo.co.jp/touchwood/?ppc=adws#play

監督 菱川氏のコメント
http://seihishikawa.com/diary/2011/02/24/%E3%81%BE%E3%81%9A%E3%81%AF%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%8B%E3%82%89/


音作りと木琴制作をメインで担当したInvisible Designs Lab.サイト




追記

さて、今回の震災で多くの方が深く傷ついたことでしょう。僕も記事や映像を見て、また実体験談を聴いて、間接的にですが大きなショックを受けました。当初の目的とは違いますが、この映像で癒されたというコメントがあり、微力ながらも表現者としてできることがあると改めて感じました。

docomoから、震災に関するメッセージもあります。
『TOUCH WOOD OWNERS CLUB』
http://www.touch-wood.jp/SH-08C.html#target1

2011/02/23

帰ってきたよ

山籠り撮影から。別仕事でひと足早く下山。

遅寝早起きして、一日中外で作業して、三食たらふく食べて、実に健康的な毎日を楽しむことが出来ました。

テイク49でOKが出たときの感動が忘れられない。

2011/02/18

あつ揚げ四兄弟 自己紹介編



福岡でオリジナル商品を作っている豆腐屋さん「豆藤」の商品「あつ揚げ四兄弟」をモチーフにしたアニメー­ション作品。
自己紹介編をつくりました。これから1話、2話と作っていく予定です。お楽しみに~☆

今回は初の作詞作曲編曲に挑戦しました~!

コンピュータ上での音作りのコツを音響の学生に教えてもらったおかげで、何とか聞ける状態まで持っていけたのではないかと。のぶさん、ありがとう。スペシャルサンクスに入れなくてごめん。ここに書いとくので許して。

歌は大学の4人の後輩に頼みこんで歌ってもらいました。
年が一個ずつ離れていることが分かったので、勝手に「あつあつ四姉妹」を結成しました。


あ あと、福岡は平尾駅近くの加藤本店(豆藤)でアニメーションが絶えず流れているので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。豆腐色んな商品があるけど、どれもめちゃめちゃ美味しいのでお勧めしときます。

2011/02/16

山籠りはじまるよ

明日から1週間程山に籠って収録がある。明日は収録のドキュメント撮影も頼まれた。

今日は一日その準備に追われていて、ただいま帰宅。あと4時間後に出発、昼には現地入りしていることだろう。

プロジェクトの会議で広まったと思われるインフル患者も多数いる模様。撮影日が決まっているので、タミフルで乗り切るつもりだ。

雨かなー。がんばってきまっす。とりあえず、おやすみなさい。。

2010/12/23

【金子みすゞからと商品館】販促アニメーション制作&上映

101222_キャンドルナイト in 唐戸

事後報告になってしまって申し訳ないのですが、きのう、下関市唐戸で行われた「キャンドルナイト in 唐戸」に合わせて、大学後輩の美加ちゃんと共に金子みすゞからと商品館でアニメーションの上映を行いました。

この話はアーティストのHeirakuGさんの紹介で、商品館の販促用に制作したもので、唐戸にゆかりの深い詩人・金子みすゞ穣の「蜂と神さま」という詩をもとにしています。切り絵のコマ撮りアニメーションで、音はまたまた兄に制作してもらいました。ぼくも結構気に入ってるし、来場者の反応もなかなかよかったです。

諸事情により未だ公開はしませんが、本サイトでの公開を待つか、商品館まで足を運んで見ていただけたらと思っています。


karato street http://www.karato.info/

2010/07/04

つばめ



今年の6月半ばに中学校の友達の結婚披露宴があったので、オープニングのアニメーションを作りました。若干修正を加えた物をyoutubeにアップしましたのでお楽しみ下さい。あと、仕事下さい。

2010/02/10

種の星

『種の星』

中学生の受験を応援する雑誌の表紙絵として描いてきた星シリーズの最後は、これまでの努力への称賛と来年度への期待の想いをこめて、「種」で締めくくりました。種…世の中には色んな種(実)の形があるんですねー! 調べてみて感動しました。何を思ってその形にしたんだろうって想像するのも楽しい。皆の心にもオリジナルが実っていくんでしょうね。勿論ぼくにも特別なものが実ってほしい。

最後なので、ちょっと考察。

本シリーズは、デジタル加工なしで色鉛筆と筆ペンを使って柔らかな雰囲気を出そうという試みで、ところどころいい感じっていう感触はあったんですが、どうも最後まで掴めずに終わった感じがします。何というか、細かい絵が好きだけど、筆ペンを使うとつぶれてしまうからっていう単純な理由なんですが…。やるなら、ペン画か色鉛筆のみか、ですね。あと締め切りの関係で構図が適当になったのも問題です。あと色塗り過ぎて手が痛いです。ともあれ、画風を開発するのは非常に楽しい作業です。もっといい絵を描きます。努力します。よろしくです。

2009/12/18

もちとめいろ

ふいー。ちょっと休憩。最近描いたやつアップしまー。


『もちの星』

もちが雪のように降り注ぐ何とも不便な星…。正月なんだから「もち」でしょう。もーちはしーろい、しーろいーはゆーき、ってことで「雪」。べたついて歩けないもんだから、ここの住人は「海苔」をアスファルトがわりに生活してるっていう、なかなか粋な工夫がある。しーろいーはうーさぎ、ってのもあるからうさぎもいるよ! ぺったん、ぺったん! 今日は初雪降ったらしいね。


『迷路の星』

わざわざ遠い宇宙から迷いに来る。なぜでしょうね。楽しいもんね。昔、実家で迷路ばっか書いてたなー。誰もやってくれなかったけど。唯一母が好意でやってくれたけど、あからさまに引いてたな。ごめん。迷路の絵本描くといいよと薦められたのを思い出した。いつか世界中の子供たちにすんごいやつプレゼントしたい。

2009/11/05

蝋燭の星

世間が今年も、クリスマスっぽいニュアンスを出して来た。皆さんはどうでしょう? 僕はチーズケーキ派です。

今日は新作アニメーションが完成したyo。仕事でイラスト描いたyo。明日は学会発表で神戸さfeet. mtb。

2009/09/20

星シリーズ、まとめてドーン。

星シリーズの過去の作品を紹介します。このころは不慣れで全然うまくいかなかったなあ。最近画材を改良し、技術も向上してます。もっと気持ちいい絵になるよう頑張ってます。よろしくです。


『泡の星』

水滴がそのまんまでかくなった様な星。星の中に泡があって、泡ごとにコミュニティーが形成されている。泡内は無重力に近い。すぐに二酸化炭素で一杯になるので、それを水に溶かすシステムが発達している。黒歴史があるらしく、あまり人は住んでいない。漁業が盛ん。



『砂の星』

一面砂漠。砂時計を模したビンの中で、温度・湿度を調節して暮らしている。もちろんUVカット90%以上。やはり北国をモデルにしたアミューズメント施設が人気を博しているようだ。空間を調整したときに排出される「廃棄砂」による汚染が問題になっている。いつか星の砂を排出し尽くす時が来るらしい。



『樹海の星』

樹海で埋め尽くされた星。何億年と生き続ける木々は花粉と霊魂が混ざったものを吐き出し、星中が不思議な力を持っているらしい。解明中。



『積木の星』

積木状の素材が地下から発掘され、積木が建築の基盤となっている。造形、塗装、大工といった職人たちの星でもある。

2009/09/16

7colors

『七色の星』

テーマは 虹とプリズム構造の家々。
美しい虹の表現はイラストの定番だが、僕だったらどう描くだろうと色々考えた。虹は、地球に日光があたる角度と空気中の水蒸気の状態がある条件に達しなければ起きない。地球以外のどこかの星では光のスペクトルが分解して、このイラストのように星全体を色分けすることもあるのかな。加えて、そういう現象を星に住む人々が生活するためのシステムに応用していて、この星ではそんな虹を崇める風習が根付いている…などと妄想した。

その幻想的な美しさと珍しさに同調し、人々は、虹に「希望」や「夢」を見る。虹ばっか描いてると幸せな気分に浸れそうだ。モチベーションは維持され、10時間程で一気に描きあげることができた。

2009/09/14

書籍の星。

イラストのお仕事。名づけて「書籍の星」。オランダで見た図書館の影響を受けているらしい。

情報は、「流れる」とよく言われる。情報の「海」を「泳ぎ」、情報を「浴びる」といった表現からは、情報が水のようなものとして捉えられていることが分かる。図書館は情報のダム。滲み出る情報に乗って僕らは異世界へ漕ぎだすことができる。

ちなみに宮崎駿監督の名作『風の谷のナウシカ』の主人公ナウシカが「風の流れ」に乗って情報を伝えるメッセンジャーとしての役割を果たしているという指摘があった。情報と風の流れを知り、伝え、異文化を繋ぐ存在。散々空回りするが、最後は皆に言葉を超越した奇跡を見せることで意思を伝える。

表現者として、研究者として、常に意思疎通や情報伝達の問題がつきまとう。僕にもエスペラント語以上の奇跡を起こせたら最高だな。

2009/09/09

中学校時代を思い出して…


毎年夏は絵を描きまくる習慣があったんだけど、どうも今年はそんな暇がない。そんな折にバイトが入った。中学校の英語授業の風景(進行中)。最初は色鉛筆で描いたが、どうもどんくさくなったのでトレースしてPCで着色。だけど、多分、ボツ案…。