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福岡市, 福岡県, Japan
■ 宇佐美毅(うさみたけし) □ 1982生。福岡市在住。九州芸術工科大学卒(画像34期)、芸術工学博士、九州好青年科学館 館長、アニメーション作家、ディレクター、イラストレーター □ USAMI Takeshi, Fukuoka, Japan, 1982-, Kyushu Kouseinen Science Museum Art Director, animation Directer, Illustrator ■ ABOUT □ 本サイトは宇佐美毅の制作日誌と作品紹介のサイトとして運営してきましたが、2015年より現在は休止中となっております。 ■ ご依頼あれば→usa3take4@annolab.com
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2013/09/28

ロボトモ展で自身初の3DCG作品公開!

10月5日から沖縄こどもの国で『ロボトモ展』が始まります。

名誉なことに、anno lab もこの魅力的な展示会に出品する機会を得ました。

しかも2つも。



いつものように社内では色んなアイデアが出て、ひと通り盛り上がったのですが、
最終的に

・ルーレットみたいにロボットを組み合わせて遊ぶゲーム
・キネクトで3Dのロボットを操作するゲーム

の2つに決定。

既出のウルトラセブンがワイドショットを出すみたいなことをやりたい!と。

なら3DCGをやんなきゃねと。

なら組み合わせゲームの方も3Dでやっちゃえと。

そういうワケで、自身初の3DCG作品を作ることになったのです(重い腰を上げて)。



毎度のごとくなっち(プログラマ)が色々調べてくれて、Blenderというフリーの3DCGソフトを使ってみようと言うことになったのですが、操作が独特で、なかなか苦労しました。

しかし本気でやればなんとかなるもので、一ヶ月前では考えられないようなものが出来上がりました。




ふむ。満足。
バチコンのタイトル文字とか、なかなかイカしてるんじゃない!?


ただ、レンダリングはありえないキツさ。

バチコン!の方は、

タイトル→組み合わせゲーム→完成したロボが動く動画

と続くのですが、最後の動画が27種類 (当初は計81種類作らねばならなかった!!さすがに時間的に無理なので断念!!) もあり、平均して3時間×27種=81時間くらいのレンダリング時間になりました。

3時間おきにレンダリング開始のボタンを押す羽目になったのです。

3時間寝ては設定を変えてボタン押し、もちょっと寝てはボタン押し。最終的にレンダリング用PC計4台を確保してなんとか終了。ふいー。ちょっと余裕ができたのでブラッシュアップ中。



予算的にも体力的にも明らかなオーバーワークではあったが、
キネクトやアニメーションを扱う弊社としては、なかなかありがたい技術習得だと思うんですよね~。


2012/09/21

NUCLEUS (明星和楽2012)




福岡のITとクリエイティブのイベント『明星和楽』で公開したインタラクティブな作品です。
人の輪郭を検出し、輪郭から音に合わせて変化するパーティクル(粒子)を出します。

骨格のアイデアをなっちが持ってきて、それをメンバーであーだこーだ話し合いました。最初僕はほとんどかかわる気がなかったんですが、楽しげなシステムをなっちが作ってたので触って遊んでたら、いつの間にかグラフィック担当になっていました。

シルエットから出てくるパーティクルひとつひとつは、8~32枚程のアニメーションになっており、開始フレーム、大きさ、色、それらパラメーターのランダム率などを変化させて、より厚みのあるグラフィックを表現します。なっちがあらかたのシステムを作っていたので、それを使ってアニメーションとグラフィックパラメーターの絶妙な組み合わせを模索していきました。同時に、なっちがグラフィックを作りやすい環境や音との絶妙な関係性を模索していきました。

感想。

映像でカッコつける!みたいなことを長いことやってなかっただけに、ずいぶん楽しめました。芸工の学部生のとき以来だわ。もっとやりたいです。あと、ぎりぎりで無理を言って提供して頂いたインビジ中村さんの音楽がハマり過ぎて鳥肌たちました!音楽に刺激されさらにグラフィックのアイデアが湧き上がってきました。ほんとに感謝です。




created by nariakiiwatani

System: nariakiiwatani
Art: Takeshi Usami

MUSIC by KAMRA(http://www.invisi.jp/dir/)

明星和楽2012(2012/09/08-09)にて展示。


http://www.annolab.com/

2012/08/30

あのラボと遊べる!デジタルアート展

アクロス福岡夏休み子ども企画『遊べる!デジタルアート展 〜音とリズム、五感も踊る不思議体験〜』に、我々anno labががっつり参加しました。前回を上回る集客と盛り上がりを見せ、夏休みの子どもたちに熱狂の二文字をプレゼントしちゃいました。今回も短い記録映像としてまとめましたので、ご覧下さい。

まずは、通称『デカタッチカード』。正式名称はよくわかりません。

KOO-KIさんのアプリ『タッチカード』を巨大化した作品のプログラム部分をなっち(anno lab)が担当。僭越ながら、KOO-KI×anno labと銘打ってコラボレーションさせていただきました!いえーい!



からだ全体で遊べるタッチカード登場~!

制作: KOO-KI × anno lab

http://www.koo-ki.co.jp/
http://www.annolab.com/


サダムさん(anno lab代表)がアーティストむんむんの時代に生み出された『Cubie』という作品を、今回子供用に改造したのが、もうひとつの作品『Cubie KIDS』。手元のアルファベットを並べて作曲・演奏していく装置です。僕もちょこっとだけお手伝いしました。

アルファベットをストイックに並べてギークな音楽を作ろう!

制作: Sadam Fujioka + anno lab

http://sadmb.com/
http://www.annolab.com/ 


福岡市
http://www.acros.or.jp/r_event/sponsor_detail.php?event_id=4757

役所系のコンテンツって意外と面白いものがあるのに、告知ページが残念なことが多い。
ひとつひとつ特設サイトを作れとは言いませんが、簡単なアイデアひとつで魅力的に告知できると思うんですけどねえ。

2012/08/25

『あのぱっくんガーデン』オープン!!!

『あのぱっくんガーデン』特設サイト


先月、『あのぱっくんガーデン CO2ぱくぱく!』という作品を作りました(2012年8月30日まで福岡でやってます。詳しくは前回の記事をご参照ください。)が、その流れで(キネクトを使って対話的に)巨大画面で遊ぶコンテンツ群を展開していきたいと考え、手始めに特設サイト『あのぱっくんガーデン』を作りました。まずは、遊んでみてください。


遊び方
1.マウスを動かして、怪鳥を操作する。
2.左クリックで文字を食べる。食べたら=掴んだら、ぶんぶん振り回してみる。
3.ひと通り遊んだら、タイトルバーをクリックして休憩。プロジェクトの概要を読む。


さて、このぱっくんガーデンシリーズですが、第一作の展示でも、かなりのリピーターがいたので、こいつはイケる!という確信を得ました。商業施設やイベントに設置すれば、子供がわいわい寄ってきて大いに盛り上がるはず。


グラフィックや遊び方のアイデアもいくつかあるので、早く試してみたい気持ちでいっぱいです。サイトでは、仕事の他にも趣味で作ったものも上がってくると思いますので、随時チェックして下さいませー。


directed by anno lab:
http://www.annolab.com/

2012/08/13

CO2ぱくぱく! 公開中!

カーディガンズいいわ~。


2012/7/21-8/30@福岡市立少年科学文化会館  制作:anno lab
http://www.annolab.com/


ということで、夏休みは福岡市立少年科学文化会館で、「あのぱっくんガーデン CO2ぱくぱく!」という、楽しげ過ぎる作品を置かせてもらっています。環境とエネルギー系がテーマの展示会なので、我々もCO2を吸い取り、ゴミをゴミ箱に捨てる、という作品をつくりました。

スクリーン近くではゴミ(とCO2)を発生させることも可能で、ゴミを出す側と除去する側とで若干ケンカになるようです。ゴミを出す側は、ゴミ掃除している人間がいることに気づかないことが多いようです。しかも、このコンテンツ、ゴミ掃除する人にとってのメリットは皆無。何の褒賞もございません。

ゴミを出して気持ちいいか、ゴミを掃除して気持ちいいか、ただそれだけなのです!

そして、いわゆるゲーム的な「クリア」もございません。
永久に続く戦い…そう、いわば現実世界の縮図なのです!


あと、めっちゃたのしいです。


追記:
「FUKUOKA こども 地球防衛隊」~未来の地球を救うのはキミだ!~
…「水素エネルギー」や「低炭素社会」の環境とエネルギーに関わる専門的な内容を、九州大学がわかりやすく翻訳し、子どもたちが楽しく触って遊んで学べるようにした合同企画


­展。

福岡市:
http://www.city.fukuoka.lg.jp/events/evt21570.html

九州大学:
http://www.kyushu-u.ac.jp/event/index_read.php?page=&EA_Code=102

アイスナー:
http://i2cner.kyushu-u.ac.jp/ja/news/details.php?code=180