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福岡市, 福岡県, Japan
■ 宇佐美毅(うさみたけし) □ 1982生。福岡市在住。九州芸術工科大学卒(画像34期)、芸術工学博士、九州好青年科学館 館長、アニメーション作家、ディレクター、イラストレーター □ USAMI Takeshi, Fukuoka, Japan, 1982-, Kyushu Kouseinen Science Museum Art Director, animation Directer, Illustrator ■ ABOUT □ 本サイトは宇佐美毅の制作日誌と作品紹介のサイトとして運営してきましたが、2015年より現在は休止中となっております。 ■ ご依頼あれば→usa3take4@annolab.com
ラベル anno lab の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2014/01/05

明けました。2014年。

 


明けました。2014年。今年もよろしくお願いします。


昨年もおかげさまで忙しく過ごしました。
2年目も後半になってやっとリズムが掴めてきた気がします。
仕事での作品づくりの手の抜き具合なんか特に。手は二本、体はひとつって感じで。
気持ちの持っていき方は、まだまだですね。子供じみていて嫌になります。

冒頭の映像はなかなかの力作です。
映像は一瞬で完成パターンですが、何しろナノブロックで似顔絵を描くっていうコンセプトですからね。片方だけでも大変なのに。

それでも作業自体は早かったです。
年末のぎりぎりになって企画して、即作り始めて、1日2日程度で。
音なんかもう、さだむ社長の生声。当日の悪ノリ。しかしいい感じだなー。


最近、こういう小作品を作る機会を作るのが上手くなった気がします。

時間をかけず
可愛がり過ぎず
気張らず
自然体でライフワークの一部くらいの位置づけで
お仕事の予復習的に、あるいは実験的に

といった気持ちでやってます。
「クライアントは自分」みたいな。
そりゃ楽しいわ笑。


今年も、とにかく作っていきます!

まどかぴあコマ撮りワークショップ





大野城まどかぴあで、anno labから2作品出し、そのうちコマ撮り体験ができるワークショップを僕が担当しました。


コマ撮りをメインでやってたのが、実はそんなに作品らしい作品を作ってないんで、
そろそろ作りたいなーと思ってた矢先にこの案件。

子供を使って面白い作品をつくっちゃおう!と実験し、ルールづけをしていたのですが、結果は、子供に使われて作品を作らされた!っていう印象。

とにかく子供の創造力は高い。しかも数の力で来る。
たまに、動きやシーンまで指定してくる。

最初は思い通りの流れにならないことにジレンマがあったのですが、子供の中にある超個人的なストーリーをいかに引っ張り出して、動きにするかってところに魅力があることに気づいて、以降、相当楽しい作業になりました。まさに子供とのコラボ作品です。

やってみてわかるってやつですね。いい方法だと思いました。
考えてみれば、僕が作品作るときは、シーンや動きに関してはノリで作っちゃうことが多く、正確さよりスピード重視なので、今回のような作品づくりは相性がよいみたい。


ちなみに北島三央さんが講師をされた、クワイアチャイム体験ワークショップの5組の参­加ご家族による演奏です。私たちは、クロージング・セレモニーでコラボレーションしました。

最初3、4分の演奏と聞いて、そんなに長く作れんわい!と思っていたのですが、2.5日間フル稼働で作った結果、むしろ映像を短くするのに苦労するほど撮影しました。きつかった…。


今後、類似作品何かしらつくると思います。
お楽しみに~

2013/09/28

ロボトモ展で自身初の3DCG作品公開!

10月5日から沖縄こどもの国で『ロボトモ展』が始まります。

名誉なことに、anno lab もこの魅力的な展示会に出品する機会を得ました。

しかも2つも。



いつものように社内では色んなアイデアが出て、ひと通り盛り上がったのですが、
最終的に

・ルーレットみたいにロボットを組み合わせて遊ぶゲーム
・キネクトで3Dのロボットを操作するゲーム

の2つに決定。

既出のウルトラセブンがワイドショットを出すみたいなことをやりたい!と。

なら3DCGをやんなきゃねと。

なら組み合わせゲームの方も3Dでやっちゃえと。

そういうワケで、自身初の3DCG作品を作ることになったのです(重い腰を上げて)。



毎度のごとくなっち(プログラマ)が色々調べてくれて、Blenderというフリーの3DCGソフトを使ってみようと言うことになったのですが、操作が独特で、なかなか苦労しました。

しかし本気でやればなんとかなるもので、一ヶ月前では考えられないようなものが出来上がりました。




ふむ。満足。
バチコンのタイトル文字とか、なかなかイカしてるんじゃない!?


ただ、レンダリングはありえないキツさ。

バチコン!の方は、

タイトル→組み合わせゲーム→完成したロボが動く動画

と続くのですが、最後の動画が27種類 (当初は計81種類作らねばならなかった!!さすがに時間的に無理なので断念!!) もあり、平均して3時間×27種=81時間くらいのレンダリング時間になりました。

3時間おきにレンダリング開始のボタンを押す羽目になったのです。

3時間寝ては設定を変えてボタン押し、もちょっと寝てはボタン押し。最終的にレンダリング用PC計4台を確保してなんとか終了。ふいー。ちょっと余裕ができたのでブラッシュアップ中。



予算的にも体力的にも明らかなオーバーワークではあったが、
キネクトやアニメーションを扱う弊社としては、なかなかありがたい技術習得だと思うんですよね~。


2013/09/05

Blenderで3DCGつくりはじめた


ほんとに久々の投稿。
別にふさぎ込んだり忙しかったりという理由じゃなくて、単純に興味が移りやすいみたいで。

ここ一年やってきたことと言えば、30歳を経過して初めてというものばかりで、

・初めてボーナスを貰った。
・初めて株主総会をやった。
・初めてMacを買った。
・初めて車の免許をとった。
・初めてプロジェクションマッピング作品つくった。
・初めてAEエクスプレッション使った。
・初めてプログラミングに取り組んでる。
・初めて3DCGアニメーション&ゲームつくってる。

といった具合。

プログラミングは案の定なかなか苦戦しているのだけど、
3DCGは比較的相性が良い。
紙に書き殴りながら自分で考えたロボットを立体におこし、色やテクスチャや光の当たり方を考えてかっこよく見せていく作業はとても楽しい。たまに武者震いする程。
ちなみにBlender というフリーの3DCGソフトを使用中。

お仕事なので締め切りがちゃんとあって、9月中にアニメーション化、ゲーム化、という未知の作業をやり遂げなきゃならない。プログラマのなっちと二人三脚で勉強しながら頑張っている。

その課程で、骨と関節を組み込む必要があって、ここで初めて作業が難航しちゃって、
気分転換に日記書いてるというわけでした。

これを機にこっちにちょいちょい書いていこうかな。






2012/09/21

NUCLEUS (明星和楽2012)




福岡のITとクリエイティブのイベント『明星和楽』で公開したインタラクティブな作品です。
人の輪郭を検出し、輪郭から音に合わせて変化するパーティクル(粒子)を出します。

骨格のアイデアをなっちが持ってきて、それをメンバーであーだこーだ話し合いました。最初僕はほとんどかかわる気がなかったんですが、楽しげなシステムをなっちが作ってたので触って遊んでたら、いつの間にかグラフィック担当になっていました。

シルエットから出てくるパーティクルひとつひとつは、8~32枚程のアニメーションになっており、開始フレーム、大きさ、色、それらパラメーターのランダム率などを変化させて、より厚みのあるグラフィックを表現します。なっちがあらかたのシステムを作っていたので、それを使ってアニメーションとグラフィックパラメーターの絶妙な組み合わせを模索していきました。同時に、なっちがグラフィックを作りやすい環境や音との絶妙な関係性を模索していきました。

感想。

映像でカッコつける!みたいなことを長いことやってなかっただけに、ずいぶん楽しめました。芸工の学部生のとき以来だわ。もっとやりたいです。あと、ぎりぎりで無理を言って提供して頂いたインビジ中村さんの音楽がハマり過ぎて鳥肌たちました!音楽に刺激されさらにグラフィックのアイデアが湧き上がってきました。ほんとに感謝です。




created by nariakiiwatani

System: nariakiiwatani
Art: Takeshi Usami

MUSIC by KAMRA(http://www.invisi.jp/dir/)

明星和楽2012(2012/09/08-09)にて展示。


http://www.annolab.com/

2012/08/30

あのラボと遊べる!デジタルアート展

アクロス福岡夏休み子ども企画『遊べる!デジタルアート展 〜音とリズム、五感も踊る不思議体験〜』に、我々anno labががっつり参加しました。前回を上回る集客と盛り上がりを見せ、夏休みの子どもたちに熱狂の二文字をプレゼントしちゃいました。今回も短い記録映像としてまとめましたので、ご覧下さい。

まずは、通称『デカタッチカード』。正式名称はよくわかりません。

KOO-KIさんのアプリ『タッチカード』を巨大化した作品のプログラム部分をなっち(anno lab)が担当。僭越ながら、KOO-KI×anno labと銘打ってコラボレーションさせていただきました!いえーい!



からだ全体で遊べるタッチカード登場~!

制作: KOO-KI × anno lab

http://www.koo-ki.co.jp/
http://www.annolab.com/


サダムさん(anno lab代表)がアーティストむんむんの時代に生み出された『Cubie』という作品を、今回子供用に改造したのが、もうひとつの作品『Cubie KIDS』。手元のアルファベットを並べて作曲・演奏していく装置です。僕もちょこっとだけお手伝いしました。

アルファベットをストイックに並べてギークな音楽を作ろう!

制作: Sadam Fujioka + anno lab

http://sadmb.com/
http://www.annolab.com/ 


福岡市
http://www.acros.or.jp/r_event/sponsor_detail.php?event_id=4757

役所系のコンテンツって意外と面白いものがあるのに、告知ページが残念なことが多い。
ひとつひとつ特設サイトを作れとは言いませんが、簡単なアイデアひとつで魅力的に告知できると思うんですけどねえ。

2012/08/25

『あのぱっくんガーデン』オープン!!!

『あのぱっくんガーデン』特設サイト


先月、『あのぱっくんガーデン CO2ぱくぱく!』という作品を作りました(2012年8月30日まで福岡でやってます。詳しくは前回の記事をご参照ください。)が、その流れで(キネクトを使って対話的に)巨大画面で遊ぶコンテンツ群を展開していきたいと考え、手始めに特設サイト『あのぱっくんガーデン』を作りました。まずは、遊んでみてください。


遊び方
1.マウスを動かして、怪鳥を操作する。
2.左クリックで文字を食べる。食べたら=掴んだら、ぶんぶん振り回してみる。
3.ひと通り遊んだら、タイトルバーをクリックして休憩。プロジェクトの概要を読む。


さて、このぱっくんガーデンシリーズですが、第一作の展示でも、かなりのリピーターがいたので、こいつはイケる!という確信を得ました。商業施設やイベントに設置すれば、子供がわいわい寄ってきて大いに盛り上がるはず。


グラフィックや遊び方のアイデアもいくつかあるので、早く試してみたい気持ちでいっぱいです。サイトでは、仕事の他にも趣味で作ったものも上がってくると思いますので、随時チェックして下さいませー。


directed by anno lab:
http://www.annolab.com/

2012/08/13

CO2ぱくぱく! 公開中!

カーディガンズいいわ~。


2012/7/21-8/30@福岡市立少年科学文化会館  制作:anno lab
http://www.annolab.com/


ということで、夏休みは福岡市立少年科学文化会館で、「あのぱっくんガーデン CO2ぱくぱく!」という、楽しげ過ぎる作品を置かせてもらっています。環境とエネルギー系がテーマの展示会なので、我々もCO2を吸い取り、ゴミをゴミ箱に捨てる、という作品をつくりました。

スクリーン近くではゴミ(とCO2)を発生させることも可能で、ゴミを出す側と除去する側とで若干ケンカになるようです。ゴミを出す側は、ゴミ掃除している人間がいることに気づかないことが多いようです。しかも、このコンテンツ、ゴミ掃除する人にとってのメリットは皆無。何の褒賞もございません。

ゴミを出して気持ちいいか、ゴミを掃除して気持ちいいか、ただそれだけなのです!

そして、いわゆるゲーム的な「クリア」もございません。
永久に続く戦い…そう、いわば現実世界の縮図なのです!


あと、めっちゃたのしいです。


追記:
「FUKUOKA こども 地球防衛隊」~未来の地球を救うのはキミだ!~
…「水素エネルギー」や「低炭素社会」の環境とエネルギーに関わる専門的な内容を、九州大学がわかりやすく翻訳し、子どもたちが楽しく触って遊んで学べるようにした合同企画


­展。

福岡市:
http://www.city.fukuoka.lg.jp/events/evt21570.html

九州大学:
http://www.kyushu-u.ac.jp/event/index_read.php?page=&EA_Code=102

アイスナー:
http://i2cner.kyushu-u.ac.jp/ja/news/details.php?code=180

2012/08/08

福島 Game Jam に参加して作品作りました。


SUNRISE

アニメーション・ディレクション: 宇佐美 毅 USAMI Takeshi (anno lab)
音楽: 岩谷 成晃 IWATANI Nariaki (anno lab)



福岡(@anno lab)で開催された福島 Game Jamに参加しました。与えられたテーマに沿って、その場限りのチームを組んで2日間でゲーム(今回はなぜか映像)を作るというもの。たまたま2日とも予定が入っていたので、当初は参加する気はなかったのですが、隣でわいわいやってるのを見て、ついつい手が伸びてしまいました。


一日目の夕方、テーマが「RIZE」になったらしいので、本のページに穴を開けて、めくると穴が登っていく=サンライズすることを思いつく。しかも、色を変えていけば刻々と変化する空の色を表現できるのではないかと。穴を開けるだけだし材料も紙さえあればよい。明日もあるし、寝る時間だけは確保したい…という気持ちがいい感じに肩の力を抜いてくれるはず。

まずは街に出て紙を購入。紙は柔らかくて紙肌もナチュラルなところでNTラシャを選択。
このサイズならカットなしでそのまま使えるというサイズ発見。弊店間際だしいつも通り悩んでもしょうがない。

持ち帰って、鉛筆の断面を利用しながらカッターで黙々と丸型を空け、準備完了。

ちゃちゃーっとコマ撮り。

うーむ。

尺が短すぎるのと、「穴」って分からないのがあって、尺を伸ばすことにした。ちょうどくり抜いた丸があったので、それらを利用した。締りが悪いので、3次元的なサンライズに展開することを思いついた。行き当たりばったりで思いつくまま作っていたので、最終的にサンセットする。

まあいいか。see you tommorow! 明日があるから、今日を強く生きていこう! 全体のコンセプトに近づいた気がする。今日も僕らしいいい作品ができた。満足。

寝る。

起きる。二日目。

リアルにしかのしままで朝日を撮影しに行った連中が帰ってきた。同じ会社のなっち(岩谷)がGame Jam 福岡チーム全体の音楽を、僕は撮影したものを短く編集する作業に入る。ちょうど良かったので、なっちが作った音楽を僕の作品にも採用することにした。思ったとおりしっくり来る。満足。



かぼちゃねこ:福島ゲームジャム福岡会場の参加者全員で結成したチーム
http://fgj12.ecloud.nii.ac.jp/dokuwiki/doku.php?id=team%3A%E3%81%8B%E3%81%BC%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%AD%E3%81%93

2012/08/07

Perfumeを踊らされてみた。

まずはご覧下さい。


実はこれ、プログラムが自動で認識するタイプのコマ撮り映像です。撮影時、ダンサーはただひたすら与えられたポーズをまねるのみで、何をされているのかさっぱりわかっていません。
このシステムを使えば、ダンスを踊れない人でもパフュームが踊れた風な映像を作ることが可能。あのパフューム養成ギプス公式サイトでは、映像の作り方とプログラムデータを公開しています。
http://anno-lab.com/annoperfumetraininggypsum/(公式)


メイキングビデオのみここで公開↓ なかなか酷いw

マニュアル化、自動化を必要以上に追求した結果、人類に残ったのは筋肉痛という痛みでした。



関連:


Anno Perfume Global Site Project #001 on vimeo


youtube版:http://youtu.be/WHgcLcUmMJo

anno lab official:http://www.annolab.com/

youtube anno lab chanel:http://www.youtube.com/user/annolab


2012/08/06

anno labによる展示会 記録映像集

anno labによる、7月までの展示会記録映像集。
この辺はもう、勢いでばぁーーっと作っちゃいますよね。



anno lab Opening Party 記録映像1/2
2012年7月21日@anno lab社内



anno lab Opening Party 記録映像2/2
2012年7月21日@anno lab社内



芸工+annolab. 記録映像
2011年10月22日@九州大学 箱崎キャンパス 21世紀交流プラザ


展示会といえば、照明を工夫してみようとか会場の壁を全部パターンで埋め尽くそうとか色々画策はするんだが、結局やらない。極限まで押さえた設営費でどこまでやれるか。手元にある素材で 時間も労力も無い中、如何に工夫するか。ここ最近ずっとそんなんばっか。

http://www.annolab.com/

http://www.youtube.com/user/annolab

2012/04/19

Perfume global site project #001 つくってみた


Perfume global site project #001 from anno lab on Vimeo.

お久しぶりです。僕のブログでは。

4月から元芸工のメンバーで"anno lab"(あのラボ)という会社を興しました。
ただ、社内の環境づくりや自宅の引越しやらで、ご挨拶・周知の類は
仕事の合間に少しずつという形で行っております。ご理解のほど宜しくお願い致します。

さて、今回わが社におけるセカンド・プロジェクトであるperfume global site project #001の
映像が公開されましたのでご紹介いたします。
 (ファーストはメンバーである井原の結婚式余興です。こちらも近日公開。)

perfumeさん! ということでデジタルとアナログとをぐちゃりと融合しております。
2006年制作の "Gluebe" 以来倉庫でホコリまみれになっていた「ホットメルト接着剤」を引っ張り出して来ました。
CGと生生しい液体とを行き来する感じがキモ心地よいです。
詳しいメイキングは下のリンクを辿ってみてください!

では本年度も宜しくお願いします~!



Anno Perfume Global Site Project #001 on vimeo
Making of ....
Perfume global official website