
本を読んで、本篇とは関係ない内容だが、日常に直結したちょっと面白い話があった。家族みんなで一緒にいて、息子や娘が仲の良い人と電話をかけているというよくあるシチュエーション。この時、ある種の緊張感が家族全体を包むのはなぜか? というお話。
この本によると、人には縄張り意識と言うものが元々あり、親しい仲で共有するパーソナルスペースを守りたがる習性がある。だから、他者がこの空間内に侵入すると不快な気持ちになる。
電話の話に戻すと、子供が家族全体にとっての「他者」と通信をすることによって、パーソナルスペースが侵される、つまり家族という状況を不安定にするため、とりわけ家族を守る親にとって焦燥感を抱かせる、ということらしい。
同じことが、友達や恋人同士でも言えるのだろう。うむ~。
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